業務内容
ブラスト加工での注意点
ブラスト加工を、ご依頼するに当って、下記の事をご注意願います。ご不明点があれば何でも事前にご連絡下さい。
加工するワークが濡れているもしくはグリスが付着している。
上記の場合、加工するにあたり研磨材が固まってしまう為に、ブラスト加工が出来ません。乾燥してからの加工は出来ますが、染み等が残る場合があります。
材料の選択(SUS)
加工する品物の材質は適正であるか。
SUS製品にはSPVテープが貼られていることがありますが、SPVテープを剥がした際に、目に見えない糊残留があった場合ブラスト後にシミ状に残る場合があります。
錆等の発生(鉄製品)
鉄製品等を加工した場合、酸化被膜を除去しているので非常に錆が発生しやすくなっています。
塗装 メッキ等に影響を与えることがありますので、加工終了後は早めの引取り等をお願いします。
バリ除去
バリの状況によりバリと言えない(製品の一部)ものがバリと認識されている場合があります。
このようなものについては、バリ除去が出来ないことがあります。
マスキング
お客様にてマスキングをされてご依頼される場合には、下記にご注意下さい。
マスキング材料として、マスキングテープ(紙製)にて養生した場合には、ブラストによりテープが剥がれたりボロボロになりマスキングの意味を果たさない場合があります。
マスキングの際には、下地の油等を完全除去して ビニールテープ、ガムテープ(糸の入っているもの)等でマスキングして下さい。
ショットブラスト
微細な鋼球を被塗装物の表面に吹き付ける事により、汚れや錆を除去します。塗装の下地処理として、付着性の向上にも効果があります。
用途と主目的
ブラストクリーニング
錆、スケールや付着物を除去して清浄な素地面を得ます。
梨地仕上げ
凹凸を生成し、美装、防眩、滑り止め、乱反射、保油性などの効果を得ます。
下地処理
塗装加工、接着加工の前処理。
摩擦係数向上
鉄骨、鉄筋等のジョイントの際の摩擦係数を向上出来ます。
鍍金及び塗装剥離
製品のリコートを目的に表面のメッキ及び塗装の剥離が可能です。
対応サイズ
: 長さ 6.0m× 巾 1.5m × 高さ 2.0m 重さ 2.0t


粉体塗装
環境にも人体にもやさしいエコロジーな塗装方法。有機溶剤を使用しない固形分の粉末状の塗料を使用1回の塗装で50~100μの膜厚が可能。柔軟性のある塗膜は高い防錆力が特徴です。し静電粉体ガンを用い塗装を行います。
・粉体塗料の仕組み
粉がどうして金属にくっつくのか?
それは静電気の力を用い被塗物(金属)はアースされプラスの電気を帯びています。
そこにマイナスの電気を与えられた粉体の塗料がくっつくのです。
その後乾燥炉で焼き付けされて均一な塗膜が形成されます。
・対応可能サイズ:長さ 6.0m× 巾 1.5m × 高さ 2.0m 重さ 2.0t
・各種塗装色の調色についてもご相談して下さい。


焼付塗装
鉄・アルミ・ステンレス等の製品に対し、塗装後、120℃~200℃の温度を約30分程度掛ける事により、美粧性・耐食性・耐候性・耐薬品性等、性能の優れた塗膜を得られることが可能となります。
・対応可能サイズ:長さ 6.0m× 巾 1.5m × 高さ 2.0m 重さ 2.0t
